ノマド

【ヨーロッパ周遊 #2】パリへ向かう途中で寄り道した、ルクセンブルク1泊旅

パリへ向かう途中、地図で見つけた小さな国

ベルギーからフランス・パリまでは直行で移動できますが、地図を眺めていると、この付近に気になる国があることに気づきました。

それが ルクセンブルク
ベルギー・フランス・ドイツに囲まれた場所にあり、まさにヨーロッパの交差点のような位置関係です。今回の旅程を考えると、ここを訪れる機会は今しかないかもしれないと感じ、パリへ向かう途中で寄り道することにしました。

ヨーロッパには、バチカン市国やアンドラ、モナコのように、小さいながらも独自の存在感を放つ国があります。ルクセンブルクもまた、そんな国のひとつで、地図上では控えめでも、実際に足を運ぶとしっかりとした個性を感じられる場所でした。

今回の宿泊先と、1泊旅という選択

今回泊まった宿は、Booking.comで見つけた 「Comfort & Central Rooms」
1人部屋で1泊およそ14,000円ほどでした。

ルクセンブルクは全体的に水準が高く、宿泊施設もその傾向があります。そのため今回は、街の雰囲気をじっくり味わう「1泊滞在」というスタイルを選びました。短時間でも、見たいところをしっかり回れるのがこの街の良いところでもあります。

チェックイン後は少し休憩し、時間を無駄にしないよう、すぐに街歩きへ出発しました。

到着後のランチと街歩きのスタート

到着したのはちょうど昼頃。空腹だったので、近くの 「Italian Trattoria」 でピザを注文しました。
14ユーロほどで、旅のスタートとしてはちょうど良い一食です。

Google Mapを表示

このあたりで、ルクセンブルクの物価感覚も自然と掴めてきました。以降は、食事と観光のバランスを考えながら、無理のないペースで街を楽しむことにしました。

橋の上から見える、世界遺産の旧市街

昼食後は、世界遺産にも登録されている旧市街へ向かいます。
途中で渡る La Passerelle の橋からは、谷の向こうに旧市街が見え、これから訪れる場所への期待が一気に高まります。

Google Mapを表示

橋の上から眺める景色と、谷へ降りてから見上げる景色はまったく印象が異なり、立体的な街構造を実感できます。短い移動の中で、視点が何度も切り替わるのが印象的でした。

要塞都市ルクセンブルクを象徴するCasemates du Bock

旧市街に着いて、まず向かったのは Casemates du Bock

旧市街の街並みは、建物の色合いが統一されており、落ち着いたヨーロッパらしい雰囲気があります。華美ではないものの、歴史に裏打ちされた美しさを感じます。

旧市街は深い谷に囲まれ、街全体が天然の要塞のような構造です。Casemates du Bock は、その防衛のために作られた大規模な地下トンネル群で、ルクセンブルクの歴史を象徴する存在です。

Google Mapを表示

今回は内部見学は見送りましたが、岸壁の外観だけでも十分に迫力があります。
川の色はこの日は少し濁って見えましたが、天候による表情の違いも、この街の自然な一面として印象に残りました。

谷の下に広がる、Grund(グルント)地区へ

上からの景色を一通り楽しんだあとは、谷の下に広がる Grund(グルント)地区 へ向かいます。
ここは観光客も多く訪れるエリアで、旧市街とはまた違った雰囲気があります。

下の図でいうと、右上の赤枠のところから入りました
この 赤枠エリア にはレストランやバーが集まっていて、昼間は閉まっている店も多かったですが、夜になるとかなり賑わいそうな印象でした。時間帯によって表情が変わるエリアだと思います。

また、青枠も2つあります
右側の青枠の位置には、橋の下にドアのような入口があります。このドアを開けて進むと、通路を抜けた先に 左側の青枠エリア へ出ることができます。

この 左側の青枠エリア は、川と街並みを一緒に収められるスポットで、写真映えする場所としておすすめです。少し分かりづらい入口ですが、見つけたらぜひ立ち寄ってみてください。

ルクセンブルクでおすすめ写真スポット

ルクセンブルクで印象に残った写真スポット

  • Casemates du Bock 周辺の岸壁
  • Grund地区の川沿い
  • 橋の下を抜けた先のビューポイント

夜のPlace d'Armesで感じる街の表情

日が暮れてからは、旧市街の中心にある Place d'Armes を訪れました。
昼間とは違い、人通りも増え、街がゆっくりと夜の表情に変わっていきます。

Google Mapを表示

週末ということもあり、周囲のバーは賑やかで、テラス席からは楽しそうな会話が聞こえてきました。街全体が落ち着きつつも活気に満ちた、心地よい雰囲気です。

この日はスーパーでルクセンブルクのビール 「Battiin」 を購入し、宿でゆっくり味わいました。旅先でその土地のビールを飲む時間は、1日の締めくくりとしてちょうど良いひとときです。

パリへ向かう朝と、短い滞在の余韻

ルクセンブルクでの滞在は1泊でしたが、街の構造や歴史、空気感をしっかり感じることができました。
翌朝はバスに乗り、次の目的地であるパリへ向かいます。

まとめ:寄り道だからこそ味わえる、ルクセンブルクの魅力

ルクセンブルクは、短い滞在でもその魅力が伝わってくる国でした。
コンパクトな街に、要塞都市としての歴史、谷と橋が織りなす立体的な景観、そして落ち着いた都市の雰囲気が凝縮されています。

長期滞在というよりも、ヨーロッパ旅の途中で少し立ち寄ることで、その良さがより際立つ場所。
予定に少し余白があるなら、ルートを少しだけ曲げて訪れてみる価値は十分にあります。

「行く予定ではなかった国が、旅の中で強く印象に残る」
ルクセンブルクは、そんな体験を与えてくれる場所でした。

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人
プロフィール画像

かず

バックエンド/フロントエンド/クラウドインフラのフルスタックエンジニア | デジタルノマド(‘23/6〜) で世界放浪中 | 主にプログラミングに役立つ情報を発信 | Xでは旅の様子を発信

-ノマド
-