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【GAS入門】

はじめに

GASはGoogle Apps Scriptの略称であり、Googleが提供するサーバレスでアプリケーション開発ができるサービスです。
通常アプリケーションを開発する為にはサーバを用意して、さらにはプログラミング言語が実行できるようセットアップして、といった一連の作業が必要なのですが、それを全部すっ飛ばしてユーザーはコードを書くだけ!です。

この様なサービスはFaaS(Function as a Service)と呼ばれ、他には以下のサービスがあります。

  • AWS Lambda
  • Google Cloud Functions(GCF)
  • Azure Functions
  • IBM Cloud Functions

GASの特徴

GASは主に、他のGoogleサービス(Gmail、Google Drive、スプレッドシートなど)との連携、自動化に利用されます。
が、以下に主な私が思うGASの特徴・メリットを挙げていきます。

1.JavaScript学習としての環境

GASはJavaScriptでの実行を基盤としています。JavaScriptを勉強したい人にとっては、GASで何かコードを書いて実行してみることで、JavaScriptでの開発を学ぶことができます。
また、GASのドキュメントやコミュニティがネット上にたくさん存在するため、初心者でもうまく学習することができます。
また、JavaScriptをある程度知っている方であれば、GASの習得はそこまで難しくないかも知れません。

2.他アプリとの連携のしやすさ

GASは、Google Appsの機能を自動化したり、カスタマイズしたりすることができます。
メールの自動送信、スプレッドシートのデータ処理等、他のGoogleアプリとの連携だけでな、今話題のOpenAIやTwitter等のサービスと連携することができます。(ほとんどのサービスで提供されるAPIは、REST APIという概念で作られており、全て同じ形式でAPI呼び出しが可能となっています。一旦ここでは省略)
何か自分で上記アプリと連携し自動化したい処理があれば、GASはうってつけだと思います。

3.無料で利用できる

GASを使用する上でここが一番メリットを感じるところだと思います。
お金がない、でも何かアプリを作って自動化したいことがあるって方には助かるサービスですね!

ハンズオン

実際に手を動かして、GASに触れてみましょう!
以下URLから実際にGASのプログラムを動かすところまで行います!

Google Apps Script

GASのサイトに移動したら、「Start Scripting」ボタンを押します。(この時、ユーザー認証がある場合は自分のGmailアカウントで認証しましょう!)

以下の様な、画面に飛んだらメニューから「新しいプロジェクト」を選択します。
すると何やらコードを書く画面に飛んだかと思います。

これで、アプリケーション開発の準備が整いました!(早い笑)
では早速myFunctionの中に以下コードをコピーして、ペーストして実行してみましょう!

function myFunction() {
  const test = 'Hello World!';
  console.log(test);
}

貼り付けたらCtrl + S で保存して、上の「▶︎実行」ボタンを押してみましょう!

すると、実行ログの箇所に「Hello World!」が表示されたかと思います!
これでGASを触ってみるところまでできました!

もっとアプリ開発っぽいことしたいって方は以下記事にトライしてみてください!

まとめ

今回、GASの概要から触ってみるところまでやってみました。
まだまだGASについて伝えきれていないところもありますので、本記事を定期的に更新、または別記事で追加情報を出そうと思います!

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