前回のオーストリア・ウィーンの旅は、以下の記事からご覧ください。
ウィーンからスロバキアの首都・ブラチスラバへは、Flixbusを使って移動しました。距離的にはかなり近く、2時間ほどで到着します。
宿泊先:Hostel Waltzで国際色豊かなドミトリー生活
今回はこの街に1週間滞在しました。宿泊先は「Hostel Waltz」のドミトリールーム。比較的新しくできた宿で、キッチンも完備されています。
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なぜかスロバキアにはインド人の移民?の方が多い印象で、この宿にも多くのインド人宿泊者がいました。スペインからの団体観光客も宿泊しており、フロント前のキッチンやテーブルスペースは、かなり賑やかな雰囲気でした。
インド人の方々はとてもフレンドリーで、何度かインド料理のお裾分けをいただきました(笑)。
ちなみに、ある晩に蚊が1匹飛んでいたのですが、ラッキーなことにその日はドミトリーに自分しかいなかったので、電気をつけて気合で仕留めるという事件もありました。
ブラチスラバの街の印象:コンパクトで回りやすい
ブラチスラバは、とてもコンパクトな街です。観光に限れば、1日あれば主要な見どころをすべて回れてしまうような規模感です。
バスターミナルとショッピングモールが併設された「Nivy Centrum」には、スーパーマーケットだけでなくフードコートもあり、滞在中はお腹が空いたらここに立ち寄っていました。
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旧市街の見どころ:歴史と遊び心が融合した街歩き
ミハエル門(Michael’s Gate)
中でも人気なのは「ミハエル門」。14世紀初頭に建てられたこの門は、かつて街の防衛のために使われていましたが、現在ではブラチスラバのランドマーク的な存在です。

門の下には世界中の都市までの方角と距離が記されており、「Tokyo」もあるので、訪れた際はぜひ探してみてください!

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個性豊かな銅像たち
旧市街にはユニークな銅像がいくつか設置されています。中でも有名なのが「チュミル(Čumil)」という名前のマンホールから顔を出しているおじさんの像です。下から撮影すると、ちょっとニヤけたような表情で、「何見てるんだろう…」と笑ってしまいます。他にも複数の銅像があるので、記念撮影しながら楽しむのがおすすめです。

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歴史的建造物もおさえておこう
聖マルティン大聖堂(St. Martin's Cathedral)
13世紀から15世紀にかけて建設された、歴史あるゴシック様式の教会です。ブラチスラバ旧市街のシンボル的存在。

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ブラチスラバ城(Bratislava Castle)
丘の上にそびえる白い城。私が訪れたときは中には入れませんでしたが、外からの景観だけでも十分に価値があります。

お城からは街を一望でき、聖マルティン大聖堂の尖塔もよく見えます。街全体が白と赤で統一されていて、とても美しい眺めです。

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ブラチスラバのグルメを満喫
Ramen Kazu:本格味噌ラーメンをスロバキアで!
旧市街の中心にあるラーメン店。おそらく日本人の方が経営しており、本格的な味噌ラーメンが楽しめます。ヨーロッパで食べたラーメンの中でも、ここが一番美味しかったかもしれません。

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Slovak Pub:スロバキア料理を堪能するならここ!
旧市街から少し歩いたところにあり、観光客にも人気のお店。ハルシュキとピロヒーのセット、グーラッシュとパンを注文しました。どちらもクリーム系の味付けで濃厚、しかもボリューム満点。
スロバキアではチップ文化があるようで、私は会計時に10%程度を渡しました。


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Pressburg Bajgel:伝統菓子とコーヒーでほっこり
名前は「ベーグル」に似ていますが、全くの別物。かなり重みがあり、1つでも満足感があります。私はpoppy seed(ケシの実)とwalnut(クルミ)の2種類を注文しましたが、2個目は結構きつかったです(笑)

かなり乾いた食感なので、コーヒーと一緒にいただくのがおすすめ!

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滞在の感想とお土産
1週間滞在して感じたのは、「物価はそこまで安くないけれど、数日で満足できる街」だということ。
お土産にはスロバキアのリキュール「タトラティー(Tatratea)」を購入。アルコール度数が高いので、お酒に弱い方は注意です。
ブラチスラバの滞在を終え、次はいよいよハンガリーへ。旅はまだまだ続きます!