ノマド

【ヨーロッパ周遊記2024】セルビア・ベオグラード1週間の滞在記録

前回のハンガリー・ブダペストの旅は、以下の記事からご覧ください。

ブダペストからFlixBusに揺られて約 6 時間、セルビアの首都ベオグラードに到着。

到着した BAS バスターミナル(中央駅横)から宿までちょっと離れていたので、まず市バスに乗車。(バス料金ですが、調べたらなんと2025年1月から無料になっていた。交通量を減らすのが目的の模様)

以前までは 公式アプリの「Beograd Plus」にて、運行ルート検索とチケット購入ができたが、現在はルート検索のみでチケット購入はできなくなっている。

今回の宿:Hostelche

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  • 料金:6 泊で約 12 000 円(ドミトリー)
  • 特徴:2 段ベッドではなくシングルベッドが複数並ぶ珍しいレイアウト。リビングのソファでゆったり作業可能。
  • 設備:キッチン完備・Wi-Fi 良好。立地は旧市街に隣接しており観光にも便利。

滞在中はロシア人のゲストが 3 人ほどいて、ちょっとしたロシア語レッスンを受けることもできた。ただ、ある日ウクライナ人のゲストが来た際には、「ロシア人とは話したくないから、あなたと話したい」と言われたこともあった。

日本を出て旅をしていると、こうした各国の紛争や政治的な背景を、より身近に感じる瞬間が増えたように思う。

近所での買い物事情

徒歩 3 分の 「Rajićeva Shopping Center」 には大型スーパーがあり、食材はここで調達して自炊。なぜかこの時期はエナジードリンクにハマり、朝イチで 1 本飲むのが日課だった。夜になると周辺ではストリートライブも開かれ、旧市街らしい賑わいを楽しめる。

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ベオグラード市内おすすめ観光

ベオグラード要塞(カレメグダン公園)

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宿から徒歩数分。起源は古代ローマ時代に遡り、現在は広大な公園として市民の憩いの場に。敷地内には 軍事博物館・教会・動物園まである。城壁付近には戦車や大砲(レプリカ)が並んでた。

聖サワ大聖堂(Hram Svetog Save)

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セルビア正教最大級、世界でも屈指の規模を誇る大聖堂。入場無料で、内部は黄金のモザイクが輝く荘厳な空間。地下聖堂はその存在を知らないと行きそびれる可能性があるので、お忘れなく

Generalštab(旧ユーゴスラビア国防省庁舎跡)

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1999 年の NATO 空爆で破壊された建物が当時のまま保存されている。現在も修復は進んでおらず、戦争の爪痕を生で感じられる場所。ガイドツアーもあるっぽいので気になる方はぜひ

Tower Gardoš(ゼムン地区)

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旧ハンガリー帝国時代の塔。市中心部からはバス移動が無難だが、筆者は歩いて行った。(めっちゃ疲れた笑)塔の上からはドナウ川、Zemun(ゼムン地区)の赤い屋根、新市街の白いビル群が一望でき、そのコントラストが絶景。時間があれば川沿いを散策すると、屋台や演奏している人にも出会える。

絶対食べたいセルビア料理

カラジョルジョヴァ・シュニッツェル(Karađorđeva Šnicla)

ひと言でいうと チーズ in ロールカツ。外はカリッ、中はとろ〜りで、セルビア滞在で最も記憶に残った料理。ビールとの相性はもちろんだが、セルビア産の赤ワインの存在を知ったので次の機会があれば絶対試したい。

「セルビア料理店」で検索すれば多くの店で提供されているが、残念ながら私が行った店は閉店していた。Google Map にてセルビア料理店で検索すれば提供しているお店を見つけることができる思う。

サク飯スポット 2 選

店名ざっくり特徴予算
Street Pasta Bar – Sremskaパスタの種類豊富。パスタのファストフードっレストランて珍しい。おばちゃん店員が優しかった。350–450 RSD(約 450–550 円)
Gurme Döner Kebabケバブ気分の日はこちら。上記パスタ店と同じ通りなので、歩きながら「今日はこっち!」と気軽に選べる。400–500 RSD(約 500–650 円)

どちらも旧市街中心部にあり、観光の合間にサクッと腹ごしらえするのに最適。カウンター席のみで回転が速いので、時間がないときにも重宝した。

Street Pasta Bar – Sremska」Google Mapを表示
Gurme Döner Kebab」Google Mapを表示

歴史を感じるカフェ

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Kafeterija Magazin 1907 は 1907 年建築の倉庫をリノベしたお洒落カフェ。ノマドの定番スポットだが、訪問時は Wi-Fi がうまくつながらずスマホのテザリングで作業した。店内は広く、天井の高い開放的な空間となっていて十分にくつろぐ事ができる。

ひとことまとめ

  • 移動:アプリ「Beograd Plus」は必携。購入は乗車直前に。
  • 宿:Hostelche は静か&交流バランス良好で長期滞在向き。
  • 観光:要塞・大聖堂・ゼムン地区でベルグラードの歴史と景色を満喫。
  • グルメ:カラジョルジョヴァ・シュニッツェルはマスト。

観光場所として、他にニコラ・テスラ博物館や聖マルコ聖堂があるので、時間がある方はこちらにもぜひ

ベオグラードは徒歩観光も楽しいが、街が広いので無理せずバスを併用しながら、セルビアの歴史と食文化をじっくり味わってみてほしい

次回はセルビア・ニシュ編へ続きます。

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かず

バックエンド/フロントエンド/クラウドインフラのフルスタックエンジニア | デジタルノマド(‘23/6〜) で世界放浪中 | 主にプログラミングに役立つ情報を発信 | Xでは旅の様子を発信

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