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【ヨーロッパ周遊 #2】ベルリンから日帰りで行ける世界遺産の街・ポツダム旅行記

プラハからFlixBusで約4時間半、ベルリンに到着します。思ったよりもあっという間でした。

ベルリンでは宿泊費が高めなので、少し市内中心部から離れた「Happy Hotel Berlin」に滞在しました。1週間で約22,000円ほど。ドミトリーは6人部屋で、部屋自体はややコンパクト。自分のベッドがドアの近くだったこともあり、ルームメイトのいびきが少し響いて寝不足気味でした(笑)。とはいえ、清潔でコスパ重視の旅には十分な宿でした。

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ベルリンの交通事情

ベルリンではバス・電車ともに交通網が発達しており、どこへでもアクセス可能です。ただし、ドイツ2回目の訪問でも毎回感じるのは「交通費が高い」こと。

ベルリンの交通機関は ABCゾーン制 になっており、中心部はAゾーンに含まれます。チケットには以下の種類があります:

  • Kurzstrecke(短距離券):電車3駅以内・バス6停留所以内(€2.60)
  • Einzelfahrschein(通常チケット):片道利用
  • 24-Stunden-Karte(1日乗車券):購入から24時間有効

数泊する場合は、対象ゾーンの1日乗車券を購入するのがベターです。
交通機関の使い方はこちらが参考になります👇
🔗 交通機関の使い方(ドイツだより)

ベルリンの見どころ

ベルリンの壁跡地

市街地に自然に溶け込むように残るベルリンの壁の跡。実際に触れてみると、ゴツゴツとした質感に歴史の重みを感じます。1989年の崩壊とともに冷戦が終わりを迎えたことを改めて実感しました。

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ベルリン大聖堂(Berliner Dom)

市内中心にそびえる壮麗な大聖堂。前の広場ではピクニックを楽しむ人々が多く、観光客にも地元の人にも人気のスポットです。晴れた日は大聖堂を背景にのんびり過ごすのがおすすめ。

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ブランデンブルク門(Brandenburger Tor)

プロイセン時代に建てられた象徴的な門。ナポレオン時代に像が一時的に奪われたり、冷戦時代には東西の境界となったりと、数々の歴史を見届けてきた場所です。

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虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑

コンクリートのブロックが並ぶ独特の空間は、ホロコーストの悲劇を静かに伝えています。訪れると、歴史を忘れないことの大切さを感じさせられます。

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日帰りで行ける街・ポツダム

ベルリン近郊には「ポツダム」という美しい街があります。日本でも「ポツダム宣言」の地として有名ですね。
ABCゾーンの1日乗車券で簡単にアクセスでき、日帰り旅行にぴったりです。

ポツダム駅から中心部まではやや距離があるため、市内バスを利用して移動。街全体が緑に囲まれており、のどかで落ち着いた雰囲気です。

途中のカフェでカフェラテとパステル・デ・ナタを注文し、観光前のひと休み。小さな幸せを感じました。

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ポツダムの観光スポット

サンスーシ宮殿(Schloss Sanssouci)

ポツダムを代表する宮殿で、「新宮殿」と「旧宮殿」があります。今回は時間の都合で旧サンスーシ宮殿のみを訪問しました。
チケットブースでチケットを購入し、入場時間までサンスーシ公園を散歩。新宮殿の外観も間近で見ることができました。
入場時には音声ガイドが付いており、説明を聞きながらゆっくりと内部を見学。華美すぎず上品な内装で、個人的にはとても好みでした。

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ツェツィリエンホフ宮殿(Schloss Cecilienhof)

サンスーシ宮殿から歩いて向かうと、穏やかな街並みと自然が広がります。ここは第二次世界大戦終結後の「ポツダム会談」が行われた場所。
現在は外観のみ見学可能ですが、木組みの建物が印象的で、静かで落ち着いた雰囲気を漂わせています。歴史的背景を感じながら歩くと一層趣深いです。

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ベルリンの食事・グルメ体験

基本的にはスーパーで買って食事を済ませていましたが、1日だけレストランに行きました。

訪れたのはベルリン中心部にある 「Augustiner am Gendarmenmarkt」。伝統的なドイツ料理と自家製ビールが人気の老舗です。

入店したら好きなテーブルに座り、メニューを見て店員が来るのを待ちます。この時、手を挙げて呼ばないのがマナー。視線を送って気づいてもらいましょう。
一人でも入りやすく、観光客にもフレンドリーなお店です。

注文したのは「ポークナックル」とビール2杯。想像以上のボリュームで、成人男性でも完食が大変なほど!インパクト重視で頼みましたが、ステーキなど他の料理も美味しそうでした。ビールはさすが本場ドイツ、文句なしの美味しさでした。

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ベルリン名物「カリーヴルスト」を味わうならCurry 36!

ベルリンっ子に人気の立ち食いソーセージ店 「Curry 36」 にも行きました。
ここではソーセージ1本とビール小を注文。価格も比較的お手頃で、常に地元の人たちの長い行列ができています。
サクッと食べられるのに味は本格的で、まさにベルリンのソウルフード。
ビール瓶は飲み終わったらゴミ箱に捨てず、店内の返却台に戻すスタイルです。観光途中のランチや軽食におすすめです!

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ベルリンの夜・飲みスポット

ベルリンの夜を楽しむなら、バーやパブが集まるエリアへ。
以下地図の赤丸部分あたりが特におすすめです。
雰囲気は日本の高田馬場にも少し似ていて、学生や若者で賑わうカジュアルな飲みエリアです。
クラフトビールやワインバーなど多様な選択肢があり、一人でも気軽に楽しめます。

まとめ

ベルリンは歴史と現代が共存する街。冷戦時代の名残とアートが共に息づく独特の空気があり、短期間でも深く印象に残る旅になります。
そして、ポツダムの静寂と宮殿の美しさは、ベルリン観光の締めくくりにぴったり。
時間があれば、ぜひセットで訪れてみてください。

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かず

バックエンド/フロントエンド/クラウドインフラのフルスタックエンジニア | デジタルノマド(‘23/6〜) で世界放浪中 | 主にプログラミングに役立つ情報を発信 | Xでは旅の様子を発信

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