ノマド

ITエンジニアがノマドになるまでをささっと書いてみた

プロフィール画像

なぜノマドを目指そうと思ったのか

学生の頃から憧れであった「世界を旅しながら働く」を叶えて早1年と半年が経ちました。この様な働き方を考え始めたのは、小学生の頃からかもしれません。

当時私は保守的な両親の元で育っていきましたが、当時一般的であった「普通の会社員になって定年まで勤め上げる」といった考えが腑に落ちず、自分は将来普通のサラリーマンになりたくない!と親に宣言した記憶があります(親は忘れていると思いますが)。

元々海外に興味があって、大学生の時にアメリカのオハイオ大学に1年留学をしました。理由は2つあって、

  1. 英語は今後この世界で生きていくのに必要なツールと考えた
  2. 日本を出て世界をもっとこの目で見たかったから

留学先の授業では日本人は私一人だけでしたが他の国からの留学生との交流、毎週末のホームパーティー、現地のダンスサークルに入って他校の学生と練習/交流、夏にいったカナダ・トロント旅行、冬にいったニューヨーク・シカゴ。

これらの体験がもっと世界を見てみたい、将来は世界を旅しながら働きたいの根底になったのかもしれません。

「世界のどこでも働く」ためには、手に職をつける(何かしらスキルを取得する)必要があると考えてたところ、タイミングよく留学先で出会った方に将来はプログラミングの職につきたいと話を聞きました。これが「ITエンジニア」という職業との出会いです。

ITエンジニアになることを決意

留学から帰国した2013年、大学4年生になりました。そう就職活動の始まりです。

最初はネジやゴムの会社、食品会社といったグローバルに活動している企業に営業職として説明会に参加しました。何せ文系大学に通っていたので、周りに合わせて自分も営業職しかないだろうと考えて就職活動してました。

ですが、説明会には優秀そうな学生ばかり、かつ説明を受けても心の底からやりたい職業かと自問する始末で、就職活動は全然うまくいっていませんでした。。

他に何か自分がやりたいと思える職種がないか、マ◯ナビやリク◯ートを見ていた際に発見したのがIT企業です。当時は、「未経験からのエンジニア就職」の先駆け的な時代だったのかも知れません。

そう、ここで留学先で知った「ITエンジニア」に自分もなれるかも知れない。また、このスキルを持てば世界でも生きていくことができるかも知れないとなった瞬間でした。

当時は文系からのエンジニア就職はかなりウェルカムな感じでした(現在はちょっと分かりませんが)。一筋の光が見えた私はすぐに履歴書を応募し、トントン拍子でIT企業の内定をゲットし、エンジニアへの道を歩むことになりました。

会社員エンジニア時代

IT企業に就職後の最初の2-3ヶ月は研修期間で、社会人としての振る舞いはもちろん、C言語やJavaを使用した簡単なプログラミングを学び、豊洲にある別会社に出航という形でプロジェクトに参画しました。

そう!企業分析を全然してなかった私は自社開発企業ではなく、SES企業に入社しました!(SES企業とはシステム開発を請負い、発注元の企業へ技術者を派遣する形をとる業態を取ります)

なので就職前に想像していた私服で出勤!おしゃれ!とは程遠く、毎日スーツを着て出勤。当時言われていたIT土方(現在も言われてる?)みたいな生活の幕が上がりました。社会人時代の勤務時間については、ここでは伏せておきます。

1年ほど経ち自立神経が乱れに乱れた末、うつ病を患ってしまいました(勝手に涙が出てきたり、人とうまく話せなくなる)。が、キャリアに穴を開けたくない一心で仕事に食らいついていく毎日でした。

ですが現在は、SES企業に入ってよかったと感じてます。SES企業は自社開発とは異なり様々なプロダクトに参画させて頂く機会が多いです。スキル向上的に私の配属ガチャはとても良く、そこは恵まれてたなと思います。

会社員エンジニア時代には2社経験しました。1社目はデスクトップ/webアプリケーション開発の案件で5年程、2社目はプライベートクラウド開発の案件で2年半程。

実は1社目を辞めるタイミングで海外にいきたい、旅をしたい欲がありましたが、コロナの影響とフルスタックエンジニア(アプリ開発をインフラからアプリ開発まで全てこなせる人)にならなきゃという欲が出て、転職を決断しました。(振り返ると良い選択だった)

そして2023年は年齢が30歳になる節目であったり、スキル的にも自信を持つレベルに達してきたので、計7年半の会社員エンジニア時代に終わりを告げ、フリーランスかつノマドの道を歩むことになりました。

エンジニアノマドとしての現在

ノマド生活は社会人時代と比べると格段に生活の幸福感が上がりました。会社員時代はなかなか時間が取れず諦めていた場所にもいくことができています。

作業をして気分転換に1歩外出たらそこには非日常が待っていて、現地の食事をとったり観光名所に足を伸ばしてみたり。学生の時から思い描いていた生活をありがたい事にできている状況です。

人生は一度きり、自分がしたいと思ってる事はできる限り叶えていきたいものです。

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人

かず

バックエンド/フロントエンド/クラウドインフラのフルスタックエンジニア | デジタルノマド(‘23/6〜) で世界放浪中 | 主にプログラミングに役立つ情報を発信 | Xでは旅の様子を発信

-ノマド